回転ギターストラップの解説 


 回転ギターストラップの仕組みと各部の解説です。


1.回転用パーツ

 以下の画像のような、回転用の金属(スチール)製のパーツが使用されています。


2.回転用ユニット

 上記の回転用パーツをアルミ板にネジ止めし、ギターの背面に取り付けるユニットを構成します。(使用するギターの種類に合わせて、アルミ板の形状が変わります。)

 ストラトキャスタータイプのアームユニット搭載ギターの場合は、ギター裏面のスプリング部のカバーを外し、カバーの位置に、回転ユニットのプレートを取り付けることができます。(ネジ穴はそのままで、ネジ穴の増設も行わずに取り付けが可能です。)


3.ギターへの取り付け

 ユニットは、回転パーツの中心が、ギターの重心位置にくるように、ギターの裏面にネジ止めします。


4.ボディレスト

 上記3のものに、「ボディレスト」を取り付けることになります。

 ボディレストは、ギターが回転する際に、使用者の体に当てて全体を保持させるためのもので、アルミ板に本革のカバーを被せた構造となっています。





5.ボディレストの取り付け

 ボディレストは、4本のネジにより、ギター裏面の回転パーツに取り付けられます。



6.ストラップの取り付け

 ボディレストには、シャーラーのロックピンが装備され、通常のギターストラップを取り付けて使用できるようになっています。





7.ワイヤレス送信機(トランスミッター)の取り付け

 回転ギターストラップの使用においては、ギターを回転させるため、ワイヤレスシステムの使用が条件となります。

 ワイヤレスの送信機(トランスミッター)は、ギターのストラップピンを利用してアタッチメントを装着した上で、これに取り付けるようになります。(使用するアタッチメントは、ギターの形状によって変わります。)










 以上で、準備完了となります。