ギターストラップハウス オリジナルのバックル2ピース固定方式について
・従来のバックル固定方法での問題点
通常の市販のストラップにおけるバックルの固定方法は、下のように、本体革の先端部を曲げ、それにてバックルをはさんで固定するという方式がほとんどです。
しかし、この方式ですと、バックル固定部に大きなすき間が生じるため、ギターを吊り下げての使用時には、この部分に集中してストラップが左右に振れてしまい、本体革が傷みやすく劣化が早まることが予想されます。
また、長期間の使用では、この劣化によってバックル部が外れやすくなる恐れもあり、演奏に支障をきたす可能性も出てきてしまいます。(下画像参照)
・2ピースパーツでの固定で、使用時のガタを防ぐ新方式の固定方法です!
そこで、当方では、バックルを固定する革部分を本体とは別部品で作り、ストラップ本体が接触する部分にてバックルを支えるという方式を考案し、これまでのほとんどの製作品にて採用しております。
この方式をとると、バックル固定部のすき間がたいへん小さくなると共に、ストラップ本体革の端部がバックルに接触してホールドする形となり、結果的に、バックルの左右のガタツキも少なくなるようになります。
また、バックル固定用の革部品は取替えが可能ですので、長期間の使用によって革が劣化した場合にも、簡単に修復ができるようにもなるものです。(下画像参照)
横方向からの様子
各パーツと全体構造